水道の水が出ない!
断水工事
近くで水道工事が行われるときに、一時的に断水になっていることがあります。
お知らせが届いていなかったか確認してみましょう。
この場合は、断水が解除されるまでは、水を使うことができません
水道の元栓が閉まっている
水道メーターボックスの中の元栓が閉まっていれば、当然ながら水を出すことができません。チェックしてみましょう。
鉄で作られたパイプの場合
古い水道管の場合、パイプが鉄で作られています!経年劣化で錆が発生し、水が出なくなってしまうことがあります。
その場合は、修理が必要になります。管理会社に相談しましょう!
樹脂パイプの場合
樹脂パイプは、錆びが発生する心配がありません。
ですが、熱に弱く、浴室や台所の排水溝で熱湯や油など熱い液体を流した時に、変形してしまい、損傷することがあります!
修理が必要になります。管理会社に相談しましょう。
水道管が原因の場合は、水がでないだけでなく、逆に大量の水が突然出てしまい、水漏れを起こす場合があります。
水道メーターボックスの元栓を止めて、修理の人が来る前に水が出ないようにしておきましょう。
水道管の凍結
寒い地域の方は、冬場、水道管が凍結してしまう危険があります。
凍結させないための注意点はこちら
凍結してしまった場合の解決方法はこちら
にそれぞれまとめました。確認してみてください。
水道代の滞納
水道料金を何か月も滞納してしまうと、水道を止められてしまうことがあります。
水道が止められるまでの日数は、自治体によって異なりますので問い合わせが必要です。
水道の受水槽
断水工事も、凍結もなく、劣化も、滞納もないし、元栓もちゃんと開いている…それでも水が出ない。
集合住宅の場合、「受水槽」が故障している可能性があります。
まずは、管理会社や大家さんに連絡し、対処してもらいましょう。
トイレの水が出ない!
タンクの中で何か詰まっている
トイレのタンク内にものを入れると、ゴム栓にものが挟まったりチェーンが絡まってしまうと、逆に大量の水が流れ続ける場合もあり、階下漏水などの事故や水道代が高額になる場合もあります。
タンクの横の給水管に止水栓がついていますので、マイナスドライバーなどで一時的に止水をして、ものを取り除くことで改善されます。
水道を凍結させないために
冬は水道の凍結にご注意ください
12月から2月にかけて、水道の凍結事故が多発します。水道が凍結すると、水が出なくなるだけでなく、修理に多くの費用がかかります。
凍結防止には「水抜き栓」による水道管の水抜きが効果的です。
水道凍結対策をしよう
水抜き栓(白いハンドルまたはレバー)の水抜きの手順
水を抜くとき
1.蛇口[B]・[C]が閉まっていることを確かめる。
2.ハンドル[D]を右に止まるまでまわす。(レバーの場合は”止”の方向に操作する。)
3.蛇口[B]・[C]をいっぱいに開ける。
4.空気入れ蛇口[A]がある場合、これもいっぱいに開ける。
5.しばらくしてから蛇口と空気入れ蛇口[A]~[C]を閉める。
水を出すとき
1.蛇口と空気入れ蛇口[A]~[C]が閉まっていることを確かめる。
2.ハンドル[D]を左に止まるまでまわす。(レバーの場合は”出”の方向に操作する。)
3.蛇口[B]・[C]をゆっくりと開ける。
※空気入れ蛇口がある時は、この開け閉めを絶対に忘れないよう注意してください。なお、湯沸し器なども、その仕様に基づく操作方法で水を抜いてください。
水洗トイレの水抜き
1.水抜きのハンドルを右に止まるまで回す。(レバーの場合は”止”の方向に操作する。)
2.タンク前にある排水ハンドルを”大”の方向へ回し、タンクの中を空にする。(空にしないと水は落ちません。)
※便器内の凍結にもご注意ください。(水をくみ出す、不凍液を入れるなどの凍結防止措置を行ってください。)
・水抜き栓は冬になる前に点検しましょう。
・ハンドルまたはレバーが動かない時は、お近くの指定給水装置工事事業者に修理をお申し込みください。・上記の内容は、広報さっぽろ12月号に綴じこまれています「冬のくらしガイド」にも記載されております。
水道が凍結してしまった!
凍結した水道の修理
軽い凍結の修理
露出している管(保温筒などは取り外す)や、蛇口などにタオルを巻きつけ、上からお湯をゆっくりかけると、水が出るようになります。
※注意
解氷のため、蛇口などに直接お湯をかけたり、直火を当てたりしますと、破裂や火災の危険があります。
解氷パイプが取りつけてあるとき
キャップを上に持ち上げて取りはずし、立ち上がり管に、右図のようにお湯を注ぐと床下にある管の解氷ができます。
※注意
お湯は立ち上がり管につたわるように、ゆっくり注いでください。
それでも水が出ないときは
近くの指定給水装置工事事業者へお申し込みください。なお、指定給水装置工事事業者がご不明なときは、お住まいの区を担当する配水管理課にお問い合わせください。
凍結修理の費用
凍結修理などの費用は、皆さまの自己負担となります。また、修理の作業時間や修理に使った材料などによって費用は異なります。
工事を依頼する前に工事内容や費用などについて、お問い合わせした指定事業者から説明を受けてください。
できるだけ複数の指定事業者から見積りをとるなどして内容を確認し、十分納得いただいてから工事を依頼してください。
お湯が出ない!
水も出ない場合
まず水も出ていない場合は、上記の「水が出ない」が原因となる可能性があります。
まずはそちらをを確認してみてください!
水が出ているけどお湯がでない
ガスコンロの火は付きますか?
火がつかないときはガスの供給が止められていることが考えられます。
まず、ガスメーターを確認してください。マイコンメーターが作動している場合があります。
給湯器のコンセントを抜き差ししてみてください。
室内に水漏れが発生した!
まずはすぐに管理会社に連絡しよう
様子をみたり、自分で解決しようとするのは禁物!
すぐに連絡して、原因をつきとめてもらいましょう。
上の階が原因の場合でも、個人同士で直接訪問してもトラブルの原因になってしまうかもしれません。
管理の人の立ち合いの元で話をするようにしましょう。
逆に、自分の部屋が原因で下の階に被害が出ている時も同様です。管理会社の方や、階下の人が調査にきたときは、誠実な対応を心がけましょう。
あなたの責任を疑っているのではなく、水漏れを止めることと原因究明が最優先!
床下の共用配管が原因であれば、それを確認するために床板などを外す必要がある場合があります。
